特 許 公 開 早 見
【特開平11-253047】

【発明の名称】苗床材及び斜面の緑化の方法及び土壌加湿器
【出願人】谷口 幸弘
【国際特許分類第6版】  A01G 1/00  303  25/02  601  E02D 17/20  102
【FI】  A01G 1/00  303 A  25/02  601 K  E02D 17/20  102 B  102 Z

【課題】傾斜地盤面に於いては雨水により表土と肥料分が洗われ植栽用の種まで流されてしまうと言う問題があった。斜面の勾配が急になるにつれ乾燥してしまうと言う問題があった。

【解決手段】表層を洗われても持ちこたえられる素材を作り,なおかつ植物が育成できる条件を満足させる。繊維材セメントによる発泡断熱材の中に種子を埋め込んだブロック作り,それを斜面に取り付ける。自動制御付きの土壌加湿器を設ける。

【発明の効果】今迄に無い新しいタイプの断熱材の出現により斜面の緑化の方法が可能になった。本発明の苗床材と土壌加湿器を使って斜面を,本発明の方法により施工すればより安く,確実に,より早く,斜面の緑化が出来る。斜面で想像されることは通常,宅地と道路の開発による造成斜面であるが本発明では禿げ山全体の緑化,沖縄での土砂が海に流れ出る問題,迄を視野にいれた発明で幅広く利用できるものである。現在大量に出てくる古紙のリサイクルにも役立つ事が出来る。土壌加湿器については斜画乾燥防止の課題として発明されたが,そのほか農業,林業,に大きく貢献する。日本国内だけで見れば必要ではあるが使用頻度はそれほど多いとは思えないが世界全体を見渡せば干ばつによる砂漠化が進む現状ではこの土壌加湿器を使って世界の食料増産,砂漠の緑化に寄与できるとすれば最高の幸せである。




【連絡先】(谷口 幸弘)
【電話】03-5977-3956 【FAX】03-5977-3957 【Eメール】 taniguti-ss@mwd.biglobe.ne.jp


戻る