特 許 公 開 早 見
【特開平11-278959】

【発明の名称】古紙の再利用の方法及び油分除去された古紙
【出願人】谷口 幸弘
【国際特許分類第6版】  C04B 38/10
【FI】  C04B 38/10  E

【課題】古紙を発泡断熱材に使用する時に印刷された古紙の油分がセメントの硬化を妨げるので,何らかの方法で油分の除去が必要であった。

【解決手段】発泡断熱材を作るときに使う界面活性剤を油分除去のときにも使い,継続的に処理する。

【発明の効果】古紙から発泡断熱材の作製の工程が同一の界面活性剤の使用により資源,加工費の無駄が無く出来るようになった。これにより印刷された紙の再利用の範囲は際限なく広くなった。油分除去後紙の繊維を脱水乾燥し保存しておき別の場所又は別の時間に発泡断熱材を作るときに使うことも出来る。平成10年3月の出願時点では古紙が余って産業廃棄物扱いになっている,何とかこの現状を打開するには用途の拡大にこの発明が生かされる事を熱望する。本発明により焼却処分をしないで古紙を資源と位置付け断熱材,建材,苗床材(斜面の緑化,禿げ山の緑化,砂漠の緑化),衝撃緩衝材,土木用埋設材等に利用出来る道を切り開いたものであり,使用出来る量は出てくる古紙の量を超える場合も考えられる。古紙を燃やして油分燃焼によるダイオキシンを出し,焼却費用に仝を注ぎ込むよりも資源として利用することが最重要と考えられる,然るにこの発明は天下国家の議論を超え地球全体の環境に寄与するものである。本発明により木造住宅の高断熱高気密住宅にも使用可能である。本発明により道路埋設管,建物屈削後の埋め戻しに利用すると沈下を防げる。




【連絡先】(谷口 幸弘)
【電話】03-5977-3956 【FAX】03-5977-3957 【Eメール】 taniguti-ss@mwd.biglobe.ne.jp


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